Quantcast
Channel: アスターク同人
Viewing all articles
Browse latest Browse all 569

2014年納会、年末食事会報告

$
0
0








○2014年納会、年末食事会報告
○日時・場所 2014年11月29日~30日、妙高池の平温泉/東本願寺池の平青少年センター
○参加者 幹事清水美 副幹事長谷川 今泉 日馬 船山了 船山康 松木昭 松木智 山越 松矢 宮下 陸川 本間 古川 永田 小林 関原 村田
○報告者 松木智

 「納会はやっぱり温泉での泊まりが良い」ということで、いろいろ探してみたものの、やはりここ、池の平温泉東本願寺池の平青少年センターをおいて他には見つからなかった。
「安い」「綺麗」「自由に使える」「温泉有り」この時期、こんな条件で忘年会をしようというのだから、普通の温泉旅館ではありえないことだ。
 個人的には一昨年の件(詳しくは聞かないで欲しい)があり、気が進まなかったのだが、幹事を処世術に長けた美代ちゃん、長谷川さんが引き受けるということで手を打ったのである。

 この日、昼間は納会の余興も兼ねて「第一回アスターク岩登り競技会」が物見岩で開かれるはずであった。だが、朝からの雨に祟られ急きょ行先をアートウォールに変更。同じく雨で行き場を失った人たちで混雑するなか、適度な腹ごなしを行い夜の宴に備えた。
 
 センターには午後二時頃から徐々に集まり始め、温泉を楽しんだり、おしゃべりに花を咲かせて過ごした。納会開始時刻の30分前には、今年から着任された山浦館長さんからご挨拶と館内の使用説明があり、その後皆で手分けして宴会の準備を行った。
 料理や皿を並べる者、男女別に割り振られた宿泊部屋に布団を敷くもの、そして今夜のメイディッシュである、小林家より提供された手打ちそばをゆでる者。センターの厨房を借用して20人前の蕎麦が茹で上がるのを待って、定刻より少し遅れ宴が始まった。

 まずは、代表の挨拶。夏の八ヶ岳の事故を教訓として力強い活動を行って欲しい旨の挨拶のあと、関原さんの乾杯で宴の幕が開いた。いつものように賑やかに…と行くところが、今回は茹でたての手打ち蕎麦を「まずは美味しいうちに!」と、蕎麦を食すことから始まった。皆一口食べて「うまい!」と感嘆の声を上げた後、しばらくは蕎麦をすする音しか聞こえず、すぐに座が乱れて酒宴となるいつもとは一風変わった始まりとなった。
 この小林家の母上が打たれた蕎麦が絶品で、香りが高くとても丁寧につくられており、素人の域を超えている。つゆも今日のために特別に注文されたとのことで、この蕎麦の香りを引き立てながら、ほのかな蕎麦の甘みを感じさせる品の良い汁であった。後日、お礼のお電話をした際の優しげなお声からは子を思う母の想いが満ちており、胸が詰まる思いであった。
 絶品蕎麦をたらふく食べた後では、寿司もオードブルもかすんでしまい、ご苦労頂いた幹事の二人には申し訳なかったが、暖かい思いに包まれた会であったことに感謝したい。宴もたけなわの頃、会員提供の山用品による抽選会が開かれ、宴を盛り上げてくれた。不用品といえば聞こえが悪いが、タンスの肥やしとなっていた可愛そうな山用品が日の目を見るのだ。クライミングシューズ、ハーネス、スキーなどが提供されたが、これがまたうまい具合にその向きにあった人に当たるから不思議だ。
 その後は一人ひとりから今年度の反省やら、今後に向けた抱負などが話され、互いの山行を盛り立てようということになった。
 門限が10時ということもあり、日帰りの会員もいたことから9時過ぎに一次会はお開きとし、その後は温泉を楽しみながら、また車座になって飲みながらと山談義は続き日付の変わるころ、床に就いた。

 翌朝は線香の香る中、恒例の朝のお勤めで始まった。皆神妙な面持ちでお経を唱え、その後ご導師様の説法をお聞きした。「伝えること」について諭されていたと解釈するが、私たちが山岳会として何をどう伝えるのか…と考えさせられた。
 そのご朝食を頂き、皆で手分けして掃除や片づけを行い9時には解散となった。

 今年は本当にいろいろなことがあり、試練の年であったと思う。問題や課題は多く悩みは尽きないが、このように皆が集い納会が開けたことを感謝するとともに、来年は良い山を目指して頑張っていきたいと決意を新たにした。

【2014年納会案内】
日 時 2014年11月29日~30日
場 所 池の平温泉「東本願寺池の平青少年センター」(いもり池の東側)
    電話 0255-86-2801
会 費 1名5,000円(1泊朝食3,300円+持込品ほか1,700円)当日徴収
持ち物 寝巻き、洗面具、入浴セットなど
部 屋 20畳室2部屋+大広間(宴会会場)合計3室
そのた ・29日は午後1時から入館可能。
    ・夕方6:00から開宴、翌日の朝食は午前8時、以後フリータイムです。
    ・30日午前11時が退館となります。
    ・入浴時間、門限は午後11時です
    ・大浴場は男女別使用時間を設定します。小浴場は適宜使用。いい温泉です。
    ・マイカーはできるだけ相乗りで。冬タイヤが標準装備です。
    ・宴会準備、朝の掃除および片付けの協力、布団敷きは全員で行いましょう。
    *いつも通りファミリーの参加もOKです。朝のお勤めの参加は自由ですが、一
     応宗教施ですのでご本尊、ご導師先生に失礼なふるまいの無いよう心がけて下
     さい。
    
参 考 施設の予約は真宗大谷派高田教務所(現担当は松村さん)が受付けています

    〒943-0892新潟県上越市寺町2-24-4
    TEL025-524-3913 FAX025-524-2645
    http://www.higashihonganji.or.jp//oyc/ikenotaira/guide/
    *施設は各種団体、個人とも利用可能で、格安ながら温泉付きの立派なものです。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 569

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>